テニス肘の自己治療について

テニス肘、医学的には上腕骨外側上顆炎とも呼ばれ、腕の使い過ぎによって引き起こされる炎症です。主に、腕の筋肉が骨に付着する部分に痛みが生じることが特徴です。この痛みは、テニスプレイヤーだけでなく、パソコン作業や重いものを頻繁に持つ人々にも見られます。

自己治療のステップ

1. 冷却：痛みのある部分に氷のうや冷却パックを10～15分間適用してください。これを1日に数回行い、急性の痛みと腫れを軽減します。

2. 休息：痛みを引き起こす活動からの休息が必要です。これには、重い物の持ち運びや、痛みを誘発する特定の手動作を避けることが含まれます。

3. ストレッチと強化運動：腕と手首の筋肉をゆっくりとストレッチすることで、筋肉の柔軟性を高め、症状の改善につながります。専門家の指導のもと、適切な運動を開始してください。

4. 姿勢の改善：長時間同じ姿勢でいることは症状を悪化させる可能性があるため、作業環境のエルゴノミクス（人間工学）に配慮した設定にすることが効果的です。

5. サポート機器の使用：手首サポートや肘用のストラップが、関連する筋肉や腱への負担を軽減し、日常活動中の痛みを管理するのに役立ちます。

専門家による治療

自己治療に加え、物理療法士や専門の整骨院での治療を受けることが、テニス肘の治癒を促進します。我々の院では、個別の症状に合わせた治療プログラムを提供しており、超音波療法や特定のマニュアルセラピーを利用して、患者様の回復を支援しています。

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