「スポーツでおこる肩の痛みについて」

急に寒くなってきている中で、大会を控えている選手の方も多いと思います。

身体が冷える事によって、怪我のリスクも高くなってきます。

なので、スポーツをやる前後はストレッチやアップをし、身体を十分温めてから

運動を行うようにしてください！

では、さっそく本題に入っていきましょう！

【代表的な疾患とは】

・上腕二頭筋長頭腱炎

・腱板損傷

・SLAP損傷（肩関節窩上関節唇複合損傷）

・インピンジメント症候群

・リトルリーグ肩

前回は「上腕二頭筋長頭腱炎」についてお話したので

今回は「インピンジメント症候群」についてお話していきます！

【インピンジメント症候群とはなに？】

スポーツ競技の中で特に多く発症するのが野球です。

野球肩という言葉を聞いた事がある方は多いと思いますが

投球動作において発症する肩の障害の総称の事を言います。

野球肩の中でも一番多い怪我が「インピンジメント症候群」です

投球フォームの一連の動きの中で、レイトコッキング期というのがあります。

肩が最大に外旋した位置（肘が頭の後方に来る位置）からボールを

加速いき、フォロースルー期までの間に肩は最大外旋から急激に内旋（内側に肩が入り込む）

肩の開きが早かったり、肘が下がっていて、肩に負担がかかってくると

腱や滑液包が炎症を起こしたり、痛める事に繋がります。

また、ボールを投げすぎると腱版（肩甲骨と腕をつないでいる板状の腱のこと）

や筋肉が疲労し肩を支える力が弱くなり

インピンジメント症候群を起こしやすくなると言われています。

特にピッチャーやキャッチャーなど、ボールを投げる事が多いポジションの選手や他の競技においても

肩を使う動作が多い場合はインピンジメント症候群になりやすいと言われています。

【インピンジメント症候群はどんな症状がでるの？】

・腕を肩の高さよりも上で動かした際に痛みがでる

・夜寝る際に肩に痛みを感じる

・腕を上にあげていく際に引っかかるような感じがする

・肩に痛みを感じた時は熱感（肩を触ると熱を持っている）

【原因はなにが考えられるのか】

・投球フォームの乱れ

　→野球の投球フォームにおいて、肩に負担がかかっている動きは痛める可能性が高くなってきます。

そこで一番注目していくのは、肩ではなく実は骨盤の動きになります。

骨盤の動きが悪いと、肩の動きだけでボールに緩急をつけていくようになっていきます。

そのため、肩に付いている筋肉に過度に負担がかかり痛めてしまいます。

骨盤がしっかり動いていると、肩にかかる負担が軽くなるため痛めリスクも軽減できます。

・筋力不足

→肩の関節を支えているのも、肩を動かしているのも筋肉になります。

その中でも、インナーマッスルを鍛えていく必要があります。

肩のインナーマッスルには・・・

・棘上筋

・棘下筋

・小円筋

・肩甲下筋

の４つの筋肉のことを言います。

これらの筋肉を鍛えていく事で肩の負担が減るのももちろんですが、動きも良くなっていくため、パフォーマンスの向上にも繋がります。

【当院でおこなう治療方法】

・骨盤矯正＋MPF療法

→骨盤の歪みの改善をしていき、正しい骨盤の位置に戻していきます。

　MPF療法は当院独自の手技療法で筋肉に対して刺激を入れて、負担がかかっている場所の治療をしていきます。

・鍼治療

当院では鍼治療もおこなっています。

負担がかかって痛めてしまっている筋肉に対して鍼を刺して刺激をすることで

血液の循環を良くし、痛めている場所の改善をしていきます。

鍼治療は即効性があり、痛みの改善には効果的です。

たけのこ鍼灸整骨院

☎03-5628-1616

東京都江東区大島1-39-14シンコウビル１F

平日９：００～１２：００　１５：００～２０：００　（昼休憩あり）

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＊コロナウイルス感染症の対策として完全予約制での診療をしていますので

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