肩甲骨まわりの痛みは肩こりに含まれますか？

結論から言うと、肩甲骨まわりの痛みは「肩こり」に含まれることが多い ですが、厳密には 「肩こり」とは異なるケースもあります。
肩甲骨まわりの痛みの原因によっては、肩こり以外の疾患や不調が関係していることもあるため、注意が必要です。

肩こりとは？

肩こりは、首から肩、背中の上部にかけての筋肉が緊張し、痛みやだるさ、重さを感じる症状 のことを指します。
主に以下のような筋肉が関係しています。

✅ 僧帽筋（そうぼうきん） → 首から肩、背中の上部に広がる大きな筋肉
✅ 肩甲挙筋（けんこうきょきん） → 肩甲骨を持ち上げる筋肉
✅ 菱形筋（りょうけいきん） → 肩甲骨の内側に位置し、肩甲骨を安定させる筋肉

👉 これらの筋肉が硬くなることで、肩や首だけでなく、肩甲骨まわりにも痛みが広がる ことがあります。
そのため、肩甲骨まわりの痛みも「肩こり」として扱われることが多いです。

肩甲骨まわりの痛みの原因

肩甲骨まわりの痛みが肩こりに含まれるかどうかは、原因によって異なります。
肩こりが原因の痛みなのか、別の疾患が関係しているのかを見極めることが大切です。

① 肩こりが原因の肩甲骨まわりの痛み

長時間のデスクワークやスマホの使用 などによって、肩や背中の筋肉が緊張し、肩甲骨周囲に痛みが出ることがあります。

📌 こんな症状がある場合、肩こりが原因の可能性大！ ✔ 肩甲骨の内側が重だるい
✔ 首や肩が硬くなっている
✔ 肩甲骨を動かすと痛みがある

➡ 対策：ストレッチやMPF療法で筋肉の緊張をほぐすことで改善が期待できます！

② 肩甲骨周りの筋肉疲労が原因

肩甲骨の周囲には、広背筋・菱形筋・肩甲下筋 などの筋肉があります。
スポーツや日常の動作（腕を大きく動かす動作）でこれらの筋肉が疲労すると、肩甲骨周りの痛みとして感じることがあります。

📌 こんな症状がある場合、筋肉疲労の可能性大！ ✔ 肩甲骨の外側や背中にかけて痛みが広がる
✔ 腕を上げると痛みがある
✔ スポーツや筋トレ後に痛みが出る

➡ 対策：ストレッチや温熱療法（ホットパック）で筋肉の回復を促すことが重要！

③ 背骨や神経の問題が原因

肩甲骨周辺の痛みが、 「神経の圧迫」や「骨のゆがみ」 からくる場合もあります。
特に、頚椎（首の骨）の問題や神経の圧迫があると、肩甲骨の周りにしびれや痛みを感じることがあります。

📌 こんな症状がある場合は要注意！ ✔ 肩甲骨の痛みと一緒に腕や指先にしびれがある
✔ じっとしていても痛みが続く
✔ 寝ているときや朝方に痛みが強くなる

➡ 対策：整骨院や専門機関で適切な検査・治療を受けることをおすすめします。

肩甲骨の痛みを和らげる方法

肩甲骨の痛みを軽減するには、血流を改善し、筋肉の緊張をほぐすことが大切です！
以下の方法を試してみてください。

① 肩甲骨はがしストレッチ

肩甲骨まわりの筋肉をほぐし、血流を良くするストレッチです。

📌 やり方

1. 両腕を前に伸ばし、両手を組む
2. 肩甲骨をぐーっと広げるように背中を丸める
3. その状態で5秒キープし、ゆっくり戻す
4. 1日3回ほど行う

➡ 肩甲骨の可動域が広がり、痛みの軽減が期待できます！

② ホットパックで温める

肩甲骨周囲の血流を良くするために、ホットパックを活用しましょう。

📌 やり方

1. ホットパックを肩甲骨の間に当てる（10～15分）
2. リラックスしながら深呼吸をする
3. 終わった後、肩をゆっくり回す

➡ 冷えや血流不良による肩甲骨の痛みに効果的！

③ MPF療法で筋肉の深部をほぐす

当院で行っている MPF療法（筋肉圧迫摩擦療法） は、肩甲骨周辺の 深層筋にアプローチし、血流を促進 します。
ストレッチやマッサージで取れないコリや痛みを改善することができます。

✔ 首・肩・肩甲骨の緊張を解消！
✔ 血流を改善し、肩こりの根本ケア！
✔ 慢性的な肩甲骨の痛みも軽減！

📌 肩甲骨まわりの痛みにお悩みの方は、ぜひMPF療法をお試しください！

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⏰ 月～土 9:00～19:30 （※日曜休診）

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