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世界で開発中の腰痛治療法は?/江東区北砂
腰痛治療の分野では、近年、再生医療を中心とした新しい治療法が世界各地で開発・研究されています。以下に、注目されている主な治療法をご紹介します。
1. DiscGenics社の椎間板前駆細胞療法
アメリカのDiscGenics社は、変性椎間板疾患(DDD)による腰痛患者を対象に、椎間板前駆細胞を用いた細胞治療「IDCT(Injectable Discogenic Cell Therapy)」を開発しています。臨床試験では、治療後2年間にわたり、安全性が確認されるとともに、変性した椎間板の大きさが増加し、腰痛や運動機能、生活の質(QOL)の改善が速やかかつ持続的に見られました。
2. ディスクシール治療
2010年にアメリカで開発されたディスクシール治療は、椎間板にフィブリンという薬液を注入し、傷ついた椎間板を修復・再生させる方法です。患者への負担が少なく、再発リスクを抑える効果が期待されています。アメリカ国内で12,900件以上、日本では5,112件の治療実績があります。
3. セルゲル法
セルゲル法は、欧州を中心に世界54ヶ国以上で導入されている先進的な腰痛治療法です。この方法は、椎間板のボリュームを維持しながら治療を行うことが特徴で、他の治療法と比較して椎間板の減少を防ぐ効果が期待されています。
これらの新しい治療法は、従来の対症療法や外科的手術とは異なり、椎間板の修復・再生を目指す根本的なアプローチです。現在も臨床試験や研究が進められており、将来的には腰痛患者にとって有望な選択肢となることが期待されています。
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