「ヒールで足をひねった」

「スニーカーなのに足首を痛めた」

このような“足首の捻挫”は、スポーツ中だけでなく日常生活の中でも多く起こります。

その原因のひとつが、不安定な靴の選び方や履き方です。

実は靴の構造やサイズのわずかな違いが、足首に大きな負担をかけています。

今回は、靴が捻挫を招く理由と、その予防法を徹底解説します。

🦶 捻挫とは？

捻挫（ねんざ）は、足首の関節を支える靭帯が伸ばされたり切れたりするケガのことです。

特に多いのが「内反捻挫（ないはんねんざ）」と呼ばれるタイプで、

足首が内側にグキッとひねられることで発生します。

軽度でも関節の安定性が低下し、再発しやすくなるのが特徴です。

⚠️ 不安定な靴が捻挫を招く3つの理由

① かかとの支え（ヒールカウンター）が弱い

かかと部分の芯が柔らかい靴は、足首をしっかり支えられず、

着地のたびに足がグラグラして不安定になります。

💡 特に「柔らかすぎるスニーカー」や「サンダル」は注意。

② ソール（靴底）が薄い・ねじれる

ソールが薄く柔らかいと、足裏で地面の衝撃を吸収できず、

小石や段差に反応してバランスを崩しやすくなります。

💡 クッション性がなく、左右にねじれる靴は要注意。

③ サイズが合っていない

大きすぎる靴は中で足が滑り、小さい靴は足首が固定されません。

その結果、足がズレた瞬間に関節が内側や外側にひねられるリスクが高まります。

💡 試し履きでは「かかとがフィットするか」を確認するのが大切。

👠 特に注意が必要な靴タイプ

• ヒール・パンプス（前後のバランスが崩れやすい）

• 厚底スニーカー（足裏の感覚が鈍くなる）

• サンダル・スリッパ（固定力がない）

• 底がすり減った靴（安定性が低下）

🩵 見た目よりも「足首を守る構造」を重視しましょう。

💪 捻挫を防ぐためのポイント

✅ 1. 靴を選ぶときのチェック項目

• かかと部分が硬くてしっかりしている

• 土踏まずを支えるアーチ構造がある

• ソールがしっかり厚く、曲がりすぎない

• つま先にゆとりがあり、甲をしっかりホールド

✅ 2. 筋肉を強化する

足首まわりの筋肉（腓骨筋・後脛骨筋など）を鍛えることで、

不安定な地面でもバランスを崩しにくくなります。

簡単なトレーニング例：片足立ち30秒×2セット

✅ 3. 捻挫を繰り返している場合

過去に捻挫をした人は、靭帯が伸びて関節が緩くなっています。

再発を防ぐには、整骨院でのリハビリとテーピング指導が有効です。

💆‍♀️ 整骨院でのアプローチ

🔸 MPF療法（筋肉圧迫摩擦法）

足首〜ふくらはぎの緊張をやさしく緩め、血流と関節の安定性を改善します。

🔸 関節調整・リハビリ

歪んだ足首のアライメント（骨の位置）を整え、再発を防ぐトレーニングを行います。

🔸 姿勢・歩行分析

歩き方のクセを見直すことで、靴選びや立ち方も根本から改善できます。

🌻 まとめ

不安定な靴は、足首の支えを失わせ、捻挫を起こしやすくします。

「デザイン」よりも「安定性・フィット感」を優先することが、足の健康を守る第一歩です。

もし繰り返し足をひねってしまう方は、

靴だけでなく筋肉・関節・姿勢のバランスを一度チェックしてみましょう。

らいおんハート整骨院ひまわり 🌻

捻挫・足首の不安定性・歩行バランスの改善に特化。

MPF療法とリハビリで、再発しにくい足をつくります。

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