慢性疲労症候群は、体に異常がないにも関わらず、激しい倦怠感で仕事や家事など、日常生活を送れない状態となる病気です。

女性に多く見られ、ひどくなると座ったり書いたりするといった少しの動作もつらいと感じてしまいます。

うつ病や神経症などとは異なり、一見怠けているように見えてしまうため、社会的にもつらい病気です。

慢性疲労症候群を予防するために特に大切なのは、十分な休養と血行の促進です。

そのためにまず、睡眠の質を向上させましょう。

寝る前はパソコンやスマホの使用をひかえ、入浴後30分以内の体が温かいうちに就寝することで睡眠に関わる神経が優位となり、より深い睡眠効果を得ることができるのです。

入浴時に、リラックス効果のあるアロマを楽しむのも良いでしょう。

ストレスの軽減にもつながります。

慢性疲労症候群の症状を感じたら、まず専門医を受診することも大切です。

実は、慢性疲労症候群と姿勢の歪みの関係は深く、症状に悩んでいる方の多くに、過度な筋肉の緊張が見られています。

乱れた姿勢で過ごすと筋肉が凝り固まり、血管を圧迫することで血行不良や内臓機能の低下を引き起こしてしまうのです。

すると必然的に、自律神経も不安定な状態になります。

現代では、長時間のデスクワークやSNSの普及、それに伴う心身的ストレスを感じる方が増えています。

気づかないうちに、日々心身ともに緊張状態にさらされています。

疲れた体に対して、筋肉を緩めるストレッチやマッサージ・鍼治療や姿勢矯正を行うことでつらい症状の緩和につながります。

当院には、慢性疲労性症候群でお困りの方も治療にいらしています。

「整骨院に行くまでが億劫…」と症状がひどいためになかなか来院できずにいた方もいらっしゃいます。

当院では、以下のような治療で症状が落ち着いた方がたくさんいらっしゃいます。

①視診や問診

仕事や日常習慣についてお伺いしたり、歩き方・座り方などをチェックしたりします。

他の病気と不調の原因とを鑑別するため、既往歴についてお伺いすることもあります。

②運動検査

身体の構造や動きを熟知したスタッフが、１ミリ単位で体の歪みやバランスのチェックさせていただきます。

ストレスや生活スタイルと体の状態を照合して、不調の原因を見つけだしていきます。

③結果の説明

検査結果について丁寧に説明するとともに、個々の体の状態に合わせたオリジナル施術メニューを提案させていただきます。

④施術

自律神経の不調をきたすとされている背部の筋肉の緊張をほぐしたり、乱れている骨格やバランスを整えたりします。

ストレスを感じないような工夫を凝らしながら、心地のよい施術を行っていきます。

⑤治療の進め方についての説明

治療の方針や期間などを提案させていただきます。

患者様のお仕事や体の状態に合わせた提案をさせていただきます。