「朝起きたら手首が痛い」「こわばって動かしにくい」…そんな経験はありませんか？

実はその症状、腱鞘炎（けんしょうえん） が原因かもしれません。

本記事では、腱鞘炎と朝の手首の痛みの関係、セルフケアの方法、そして整骨院での治療について詳しく解説します。

腱鞘炎とは？

腱鞘炎は、手や指を動かす際に使われる 腱（筋肉と骨をつなぐ組織） と、それを包み込む 腱鞘（トンネルのような膜） に炎症が起こる状態です。

特に多いのが、親指の付け根から手首にかけて起こる「ドケルバン病」と呼ばれるタイプ。

スマホやパソコン操作、育児や家事など、手首を酷使する生活習慣 が大きな原因になります。

朝起きたときに痛みが強い理由

「夜はそれほど気にならなかったのに、朝になると手首がズキズキする」

そんな現象が起こるのは次のような理由があります。

• 睡眠中は手首をほとんど動かさないため 血流が滞りやすい

• 炎症によって生じた老廃物が夜間に溜まり、朝に「痛み」として出やすい

• 起床時は筋肉や腱が固まっているため、動かし始めに負担がかかる

このため、腱鞘炎の症状は 「朝のこわばり」「起床直後の痛み」 として現れることが多いのです。

腱鞘炎のチェックリスト

もし以下の症状があれば、腱鞘炎の可能性があります。

• 朝起きたときに手首や親指の付け根が痛む

• 物を握る、タオルを絞る動作でズキッと痛む

• 親指を動かすと手首の親指側に痛みが走る

• 手首を曲げ伸ばしすると「パキッ」と音がする

放置するとどうなる？

腱鞘炎は「そのうち治る」と放置すると、炎症が悪化して慢性化するリスクがあります。

症状が進行すると…

• ペットボトルのフタが開けられない

• 赤ちゃんを抱っこできない

• キーボードやマウスの操作がつらい

といった、日常生活に大きな支障 をきたすことも少なくありません。

自分でできるセルフケア

腱鞘炎が軽度の場合は、セルフケアで症状の軽減が期待できます。

1. 安静にする

無理に使い続けず、サポーターやテーピングで手首を休ませましょう。

2. 温めて血流を改善

入浴や蒸しタオルで温めることで血行が良くなり、回復が促進されます。

3. 作業環境を見直す

パソコン作業時は手首が反らないよう、リストレストの使用がおすすめです。

スマホの長時間操作も控えましょう。

整骨院での治療法

セルフケアで改善しない場合は、早めに専門的な施術を受けることが大切です。

当院では、

• MPF療法（筋肉と腱にアプローチして血流を改善）

• 骨格・姿勢矯正（手首や肘に負担をかける体の歪みを調整）

• 鍼灸治療（炎症の鎮静化・血流改善）

などを組み合わせ、根本改善を目指します。

まとめ

朝起きたときの手首の痛みは、腱鞘炎のサインかもしれません。

放置せず、早めのケアを行うことで症状の悪化を防ぎ、日常生活を快適に送ることができます。

「朝の手首痛が気になる」「腱鞘炎かもしれない」と感じたら、ぜひ一度当院へご相談ください。

らいおんハート整骨院ひまわり 🌻

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